通勤用バスが川に転落 13人死亡、38人救出 河北

 中国メディアの新京報などによると、河北省石家荘市平山県で11日午前7時ごろ、「王母橋」を走行中の通勤用大型バスが川に転落した。平山県政府によると、バスに乗っていた乗客ら51人のうち13人が死亡、38人が助け出された。

 香港メディアの東網によると、バスは地元の民営鉄鋼会社、敬業集団の従業員通勤用のバスで長さ45メートル。同橋は、増水時に橋面が水面下になる沈下橋。河北省は大雨が続いており、事故発生直前、県政府が川の上流のダムの放水を行っており、王母橋は通行止めになっていた。バスは、増えた水に押し流され川に落ちたとたとみられる。警察は、バスの運転手を拘束して取り調べを始めた。(写真は百度のサイト画面)

 平山県水利局によると、地元では10月に入り連日雨が降り、王母橋が掛かる川の上流にある崗南ダムは9日、1974年以降で同期としては最大の貯水量となった。県政府は放水を決め、数日前から放水の予告を行っていた。事故前、王母橋は通行が禁止されていたが、住民によれば渡る車と人が多かった。

 敬業集団の従業員によると、会社は毎日、通勤用バスを運行しているが、このところの雨で川の水が増えたため、会社内に臨時の宿舎を設置し、一部が泊まり込んでいた。また通勤バスには、王母橋を避け回り道するよう指示していたという。◇参考情報
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